複数のファイルに分けてビルドする


ソースコードを機能ごとに別々にして見やすくしたい場合、
複数のファイルに分割することができます。

基本的に.cファイルに関数の実現部を書き、
.hファイルに関数の宣言を記述し、#includeで.hファイルだけを
インクルードします。

hファイルは

#ifndef _SAMPLE_H
#define _SAMPLE_H

int value=0;

void sample_func();


#endif

としておいて、
cファイルに


#include "sample.h"

void sample_func(){
value=1;
}

などと記入します。

なお、普通のWindowsのプログラムのコンパイラとかだと
hファイルに変数の定義を書くことができません。
変数の宣言はcファイルに書き、別のファイルからのアクセスはexternで行います。

が、PICのXC8コンパイラはhファイルに変数の宣言を書いてもエラーになりません。
ちょっといけない書き方ですが、私はhファイルに変数を書こうと思います。


hファイルはcファイルにincludeするのでMPLABの設定をしなくても特に問題はありませんが、
cファイルはMPLABXのソースとして登録する必要があります。

以下のようにして追加します。